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痔瘻(じろう)、俗に「あな痔」とよばれるものは、肛門のふちより1.5cmほど奥にある、歯状線とよばれるぎざぎざした部分にある小さいあなに便が入って、細菌感染を起こすことにより炎症を起こす症状をいいます。 もともと人間には歯状線に10個前後のあながあり、そこに便が入っても人間がもつ免疫力により、通常は炎症を起こすことはありません。 |
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しかし、疲労がたまっていたり、ストレスがたまっていたりすると免疫力が落ちてしまい、炎症を起こしてしまいます。
便があなに入り免疫力が落ちていると、炎症を起こしてしまうわけですが、こうなると肛門の周囲が腫れて痛みを伴います。
また、腫れて痛みだけではなく、痛みだけではなく発熱を伴うこともあります。この状態は「肛門周囲膿瘍」とよばれるものです。
この時点で膿をだしてあげると、症状は改善されることになりますが、放置しておくとおしりの皮膚まであなが通じてしまうことになってしまいます。
そこまで症状が進行してしまうと、「痔ろう」とよばれることになります。こうなってしまうと膿をだすだけでは完治しにくくなり、1度治っても再び痔ろうを繰り返すことになります。痔ろうを放っておくと、肛門ガンになってしまう可能性もあることから、手術が必要になってしまいます。
膿が貯まった状態の時は麻酔をして、膿を体外へ出す切開をしてもらう必要があります。これにより、痛みや発熱はよくなります。次いで、瘻孔(膿が出る道)が残ったら、原因となった肛門腺を治療により取り除かなくてはいけません。外科手術によって、瘻孔を切開したり、瘻孔をくり抜いたりします。これには充分な麻酔と入院が必要です。
13年前よりシートン法を当クリニックでは行っております。この方法のメリットは
日帰り手術で入院の必要がない
手術時間は5〜10分でよい
軽い麻酔でよい
切開手術に比較し、後々の肛門の変形が少なく、術跡が残らない
デメリットとしては
シートンが切れるまで一週間〜2ヶ月の期間が必要。しかし、この間普通の生活ができ、入浴、排便、大便も可能です。




